76、統計とは(統計を考える)

確率分布としての正規分布


正規分布は、確率においてその威力を発揮する。
正規分布は、確率分布の核となる分布である。

正規分布というのは、確率分布の基準となる分布である。
正規分布本来の役割は、確率分布の母集団を推定する為に基準を提供する事にある。

正規分布が確率分布として有効なのは、正規分布が平均と分散を基にして設定されている事にる。
正規分布を母集団として対象となる確率を計算するとよく当て嵌まり説明がしやすい事象が多くあるという事である。
確率分布を想定する際、平均と分散がカギを握る。その平均と分散を基にして分布を想定する際、正規分布を基にすると都合がいいのである。

確率分布は、正規分布だけではない。例えば、一様分布、かい二乗分布、二項分布、F分布、T分布、ベルヌーイ分布、ポアソン分布とか、指数分布とか、ガンマ分布、幾何分布などの分布があり、前提条件や目的に応じて使う分けられている。

確率分布は目的や前提条件に応じて設定される。



ベイズ統計
確率と統計
確率と統計(教育)



参照
「道具としてのベイズ統計」 涌井良幸著 日本実業出版


       

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