戦争を引き起こしているのは経済の仕組みである。



戦争は、なぜ起こるのか。
経済や政治体制の仕組みが戦争を引き起こしている。
軍の性とばかりは言えない。

経済は、絶え間なく動いており、振動している。
過不足も一方的なものでなく、循環していなければ、経済の仕組みは、硬直化して動かなくなる。
金だけでなく、物も、人も、常に、余剰であったり、不足している部分があったら経済は、一方的に傾いてしまうのである。
不足している部分ばかりを問題にするが過剰な部分も決していい状態とは言えない。
経済の減速は均衡なのである。

経済が硬直化し、円滑に循環しなくなれば暴力的に偏りや歪を正そうという力が働く。それが戦争を引き起こす原因なのである。
極端な格差や偏りは、経済の仕組みそのものを破綻させ、戦争を引き起こす原因となる。

現在の経済の仕組みは、偏りを増長させる傾向がある。その仕組みの欠陥が戦争を引き起こす原因となっている。

確かに、過大な軍事費は、財政を圧迫し、民業を阻害する。しかし、だからと言って軍隊の存在が戦争を引き起こすというのは短絡的である。
武力でしか、経済の偏りや歪が是正できなくなるから戦争だけでなく、内乱や革命という騒動が起こるのである。
均衡を保てるような仕組みを構築する事でしか、戦争や革命、内乱を防ぐ術はない。




       

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