59、まっとうな商売




まともに商売しているのに、適正な値段を保てなくなり、採算割れをしたて商売をしているかと思うと、オレオレ詐欺のような詐欺師に法外な金をだまし取られて利もする。
メディアの人間もその点に対して一向に気が付かずに、詐欺師のような人間をもてはやすかと思うと、正義感面して過当競争を煽り立てる。これでは経済がおかしくなるのも道理である。

まっとうな事をしていてももうからないのに、詐欺まがいの事をしたら成功するとしたら、そんな社会栄えるわけがない。

昔は。銀行員と言ったら、謹厳実直、真面目を絵にかいたような印象があった。
バブル崩壊後、そして、リーマンショック後は詐欺師か、ペテン師のように思われている。
サブプライムでは、金融に籍を置く者は、ばくち打ちのごとく振る舞い、バブルの時は、地面師や博徒のごとく振舞った。

挙句に不良債権の山。
うまくいかなくなったら、自分たちには、責任がないと顧客に負債をすべて押し付ける。
行政は、経済の実体もわからないまま、手前みその理論を振りかざして、市場の規律を破壊している。
中央銀行は、自分の思想を押し付け、観念的施策で実態を無視している。

人は皆謙虚となるべきなのである。




       

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