経済の現状

予算は、未来に向かって作るもの


昔、師と言える人に指摘されたのは、目標管理は、前年対比ではなく。予算対比だということ。予算は事業計画に基ずく。だから、目標が意味があるので、そうでなければ成り行きでしか仕事をしなくなる。今は予算対比と言っても限りなく前年対比に近い。なぜなら、事業計画に基づかずに安易に前年実績を踏襲しているから。それでは、じり貧になるし、夢も希望も無くなる。
自分たちがどんな会社にしたいか、どんな事業にしいかを語り合うからこそ予算を立てる意義があり。また、目標を達成し甲斐もある。

なぜ、皆で予算を立てるのかって。
予算をわざわざ、みんなに立てさせるのは、みんなにやる気を持たせるため?自発的に目標を達成させるため?会社の方針を浸透させるため?そんな風に考えていない。
だから、予算を作る意味が解らないでちょこちょこただ作ればいいなんて言う仕事をするんだ。
予算は、みんなで作るものさ。それも、なるべく若い連中を中心にしてね。
予算は皆の夢や希望に命をふきこむもの。予算を立てるこちは夢を語り合うこと。どんな職場にしたらいいか。どんなシステムにするのか。どんな福利厚生が必要か。どんな事業をするのか。何に「お金」をかけたらいいか。そんなわくわくするような話を夢のない少数の人間が手前勝手につくていたら。味気ない、夢のない会社になってしまう。
過去の焼きなしの様な予算なんて後ろ向きなもの、予算は本来前抜きなもでなければ、作る意味がない。
予算の根本は事業計画そのもだからね。予算の中には事務所のレイアウトだってある。営業目標だけが予算ではない。
むしろ、お金の使い道を考えるのが予算の本道。
だから、予算は、これからの人たち。若者たち中心で作ればいい。先のある人たちでなければ前向きで、夢のある、挑戦的な予算なんて組めるはずがない。なるべく、無難で、危なげがなく、保守的で、安全なもの、おもしろくもない、後ろ向きなものになってしまう。
予算は未来に向かって建てるもの。そうでなければ会社の未来は開けない。明日は来ない。
予算は為にするためのものではない。

予算の核心は、投資にあるんだよ。次の時代に向けて何に投資をするか。そして、それをどの様に回収するか。無論、投資には、人材投資も含む。投資に消極的だったり、何も考えていない予算なんて、核心を欠いている。
当期と同じ事をしていたら衰退しかないからね。発展なんて望めないし、社員に何も変えないと実際的に宣言する事。それでは、士気もモラルも保てるわけがない。若い者ややる気のある者から失望していく。予算責任者が怠慢なだけでだね。予算は、ただ作ればいいというのではない。そんな、予算、毒でしかない。
いくら目標を達成しても、専務が目指すところに全然結びついていなければ、何の意味もない。それは、予算責任者の自己満足、独善に過ぎない。何のために予算を作るかがわかっていない証拠だね。
家を建てる時、真っ先に施主の話を聞いて予算の範囲でいかに施主の希望を実現するかを考えるだろう。施工が勝手に立てておいて予算をオーバーしたから費用を追加してくれなんて言うのは、傲慢の極みだね。
予算も同じ。トップの話を聞かずにどうする。トップの考えに基づいて予算は立てる。
家を建てるのは、施主が望む家を建てるのが目的であって、予算内で家を建てる事が目標なのではない。目標を達成する事、利益を上げる事は手段であって目的ではない。ただ儲ければいいというのではない。
何に投資し、何を開発し、何を実現したいのかがあって予算は、意味がある。
去年も、今年も、こうでしたからと言うのは、全く、意味がない。だから何だというだけ。
これから、自分たちが何に挑戦するのか。どういう会社にしようとしているのか、それを具体化するのが予算だから。予算の根底には、事業計画や構想がなければ空疎だ。
中途半端な計画、予算を立てるのは、かえって弊害だ。どうしたら、自分達の夢が実現できるか、志を遂げられるか。徹底する事だね。後ろ向きの議論は捨てろ。
予算は、未来に向かって建てるもの。過去にこだわる限り、何も新しい物は生れない。後ろ向きの予算なんて立てたら、過去の亡霊に取りつかれてしまう。予算は、挑戦的なものでなければ意味がない。過去を断ち切っていくものでなければ予算は毒だ。

苟(まこと)に、日に新たに、日日に新たに、又日に新たなり。

予算は、未来に向かって立てるものだよ。
過去を肯定するものでも、正当化するものでもない。
もし俺が、過去のやり方にこだわって、今までやり方でいい、無理するな、安全策でいいなんて、自分の保身や延命を謀ったら、俺を排除しろ。
それくらいの覚悟がなければ予算なんて立てるな。
予算は、自己満足する事ではない。野心的で、冒険的で、挑戦的なものにしろ。だから、削るところを削る。それでなければ説得力なんてない。
自分の延命策、保身のために、経費を削るのは、卑劣だ。未練に過ぎない。過去を断ち切れ。その為に、予算がある。予算は、未来を描く事だ。
今年駄目だった、こんなことしていたら衰退してしまうと言っていながら、今年を踏襲して予算を立てるのは、自虐的で、衰退しますという予算だ。そんなもの了承できるか。
予算は、意欲的でこれからの人間。夢の持てる者。
トップの志を一緒に実現しようという志のある者が共同して建てる。その時、トップの志すは会社の意志になる。
志のない者、先のない者、夢の持てない者は去れ。
我々は、未来に生きる。未来を信じる。
自分の保身のために大義を捨てる程、俺は堕落していない。
老兵は死なず。ただ消え去るのみ。



最初から年寄りやベテランを頼っていたら、いつまでたっても自分たちの予算はできないよ。
とにかく、自分たちでできるところまでやってみて。どうしても自分たちにできないところ、わからないところを聞くようにするんだ。そうすれば、素直に教わる気にもなる。
確かに期日はあるけど、それにとらわれたら予算本来の目的を見失う。なんだって始まりはあるし。我々だって何十年もかけて今の形を作たんだから。
何の目的、自分たちがどのように予算を活用しようとしているのかから考えろよ。予算は、自分たちのために作るんだから。
最初は最初だよ。完成度以前に皆で共同して作ることに意義があるんだからな。一緒に作るということを忘れないように。

予算は、作ることが目的なのではない。
自分たちの会社をどういう会社にしたいのか。何を目標として、何に投資をしたらいいのか。どこにお金を使って、どこを削るべきか。無駄をなくして、自分達のみらいに対する投資に集中させる。そういうことをこれからの会社の中核を握る人間が話し合い、共有化しいく過程、プロセスが予算づくりなんだ。
ただの数字合わせになったら、かえって有害になる。
そして、自分たちが立てた予算と現実との乖離を見つけて軌道修正をする。その為にこそ予算はある。だから予算実績管理がなければ予算を作成する意味がない。予実績管理は、ただ予算に併せればいいというのではなく。会社を正しい方向に導くためのガイド。
過去の亡霊に囚われるくらいなら予算なんか立てない方がいい。
以前、予算を立てた人たちは、彼らなりの目標や構想があったけど、そういう人達が一線を退いたら、残されたのは、形式だけ。つまり、形骸化した。
形は自分たちで作るもので、魂のない形を弄ったところで何にもならない。そんなもの腐っているんだ。人間も腐るよ。
予算に血を通わせ、肉を付け、魂を吹き込むのは、志ある者たちだよ。
最初は骨格だけでもいいんだよ。
これから、会社を担っていこうとする者たちが、トップと志を共有する為の、大事なプロセス、過程、儀式だと思えばいい。
自分達で管理できない、使えない予算なんかかえって毒だよ。
僕だって未だに納得のいく予算とか、組織なんて作れない。予算なんてある意味永遠に未完成だし、未完成だからこそ予算の意義がある。非の打ちどころのない予算なんて作っても意味はない。予算は目印に過ぎないから。予算に縛られたり、予算に囚われたら、予算を作る意味がない。
過去を踏襲するくらいだったら、過去を捨てろ。全てやりなおせ。
自分たちが何をしたいのか、どうしたいのかが伝われない予算なんてつくるな。
そして、予算が出来たら、予算を通じて自分たちの志を全社員、仲間たちに浸透させていく。
勘違いしてはいけない。予算は作ることが目的なのではないし、数字合わせでもない。自分たちの志を予算や数字を使って現実化し、実現するための道具だ。
大事なのは、これからこの会社の中心を担っていくもの、担っていこうという意志のある者がトップと伴に夢を共有化し、現実化する為のプロセスが予算作成。是非、この会社の経営に参加させてほしいという者は、進んで、予算づくりに参加してほしいし、いやいや、予算を作ったり、適当に、前年の数字やフォーマットを焼き直そうとする者は、出ていくべきだ。
予算こそわが社の魂となる。目標となる。やる気のない予算を立てれば、やる気のない会社になるし、志や夢のない予算を作れば志や夢のない会社になる。
最初から妥協したら駄目だよ。妥協したら、妥協したところから会社は崩れていく。やる気のない奴が立てた予算は、見るからにやる気がないし、非現実だ。現実的に見えても、どうせ俺たちはこの程度と言った卑屈な予算。そんな予算、会社を衰退させるだけの非現実的な予算。
自分たちが何を目指しているのか。専務がどんな会社にしたいのかを共有化したうえで、どう現実と折り合いをつけていくか、真剣に格闘する。その手始めが予算作成なんだ。限られた予算を何に集中すべきか。不可能と思える売上をいかに達成させるか。現実と格闘し夢を実現させるのが予算づくりだ。
最初から諦めていたら諦めが予算に現れる。それを見た仲間や部下がどう思うか。誰も会社の未来を信じなくなる。自分が怠惰で安逸な生活をしたいからと言ってこれからの若者たちを巻き込むな。
完成度なんて求めるな、自分たちの志こそ問え。
出来不出来が問題なのではない。自分たちの手で、一緒になって真剣に作れるかどうかの問題なのだ。稚拙だっていいじゃないか。その代わり、自分たちが責任の持てる予算にすればいい。俺の方を見るな。一人で作ろうとするなよ。
前を見て、未来を見て、夢があって、それでも現実的な予算を立てる。そのギリギリの戦いが予算づくり。皆と志を共有し、分かち合うためのプロセス、儀式、それが、予算づくり。

どこへ行っていいのかわからない人間に地図を書かせては駄目。
志のない人間に予算を作らせては駄目。
目標がはっきりしなければ、自分達で目標をはっきりさせろ。
誰も助けてくれないって。当たり前だろ。ライバル企業、安売り業者、悪徳企業、メーカー、銀行、国に目標を決めてもらうの。
当てにできないものを当てにするな。信じられるのは、自分達だけだよ。
予算は予算。予算の作り方は学べても予算そのものは、自分たちが勝ち取るもの。人頼りにしている限り、自分たちの予算はできない。
上手い下手、降雪が問題なのではない。自分達で、仲間と一緒に作ったかどうかが問題なのだ。
自分たちの主体性も独立性も保てない。主体性や自主性、独立は強要できるものではない。
志は、自分で持つ。他人から与えられるものではない。独立自尊も自分で守る。自立できれば、いくらでも他人を受け入れられる。自立できないものはいつまでたっても他人を拒み続ける。全ては劣等感のなせる業。
皆で一緒になって作る。皆で一緒に作ろうと思った時、自分の限界を認め、相手を尊重できるようになる。そうしなければならないから、そうするのである。一人でやろうとしている限り、他人を受け入れる事はできない。チームワークはできない。
人それぞれに役割がある。自分より優れているところを見つけたら素直に感動しよう。競うのではなく。自分より優れているなんて素敵じゃあない。信頼して任せよう。
他人に劣っている事が問題なのではない。他人を認められないのが問題なのだ。人は歳をとる。歳をとればとる程できなくなることが増える。だから、否応むなく、己の限界を認めなければ生きていけなくなる。己の限界を知った時、他人とともに生きる事が学べる。それが歳をとるという事。自分が歳をとった事を受け入れられなければ、どんどんと自分の居場所がなくなる。
予算づくりはチームワークが鍵。志をみなで共有していくんだから。
解ってくれないと思う前に、相手を理解しよう。理解しようとすれば、他人がなぜ自分に無理解なのかもわかる。そして、許せるようになる。
志を同じくする者が心を合わせて作るから予算は意味がある。
分秒まできっちり決めた旅行計画に何の意味があるだろう。旅行計画は、旅を楽しむもの。どの程度の計画にするかも旅行計画の内。雨が降ったら、雨が降ったなりに、車が渋滞していたら車が渋滞しているなりに柔軟に対応できる計画がいい計画だし。旅行計画を立てること自体を楽しむべきだ。誰の意見も聞かずに自分勝手に決めた旅行計画は、頑固な計画だ。
予算は予算。実体は、志すところであり、夢にある。志のない予算、夢のない予算は立てるな。


絶対に一人で予算を作ろうとするな。
一人で作った予算なんて誰にも理解できないから。
悪い事に、精緻であればあるほど他人にはわからなくなる。
方針だって、考え方だって一回聞いただけでわかる人間は、相当のレベルの人間だ。
我々は、一回聞いたくらいでわかるわけないんだからとりあえず話だけ聞いておけ。おいおい、仕事やっているうちにわかってくるからな。ただ、話くらい聞いておかないと始まらないよと言われて仕事をしてきた。
だから、指示が出たら速やかに形を作れと。何もきっまってまいし、わからないんだからな。形を作らなかったら始まらないよ。厭なのは、中途半端に進んでから形を作ろうとすると、何もわかっていないし、何も決まっていないから妙なところに唾つけられた感じになる。だから、何も決まっていないうちに形だけを兎に角作れと。
いくら言っても、何も決まっていません。結論が出てからなんて知った風なことを言って人を小ばかにして仕事を先送りにする事務方がいるが、これは無能を絵に書いたようなもの。何も決まっていないから形を作るのだし、何も決まっていないうちに形を作らないと、形が作れなくなる。それを我々は、肌で感じ教えられてきた。
間を置くと形が作れなくなっていつまでたっても仕事が始まらないぞ。少しは、人の話に耳を傾けたら。傲慢にならず。これは、長い間かけて伝承されてきた仕事の定石なんだ。
兎に角、一回、話を聞いただけでわかるはずがない。その為に、最初に話だけはしておく。また、聞いておく。目鼻はその後で仕事をしながらつけていく。一つひとつ皆で一緒に作っていく事になる。具体的に仕事になってはじめて理解できる。やってみなければわからない。最初から結論は出すな。諦めるな。
最初は何もわからないところから始める。
最初から完成度や結論を求めているわけではない。最初は白紙なのが当たり前なの。わからない、何も決まっていないところがスタートする。そのつもりで。



現場、支店で何が必要なのか。どうしたら、快適な支店の環境が作れるかが一番分かっているのは、あなた方だからね。どうしたら、皆がやる気を出せるようにできるか。
率直に専務と話をしたらいいよ。それを話し合い検討するのが予算だから。
壁紙を変えたり、レイアウトを考えたり、休憩所や、水回りをどうしたらいいのか。やっぱり、男ども、俺も含めてわからない事さ。苦手だよね。
でも、そういう事に気が廻るのが女性の良いところでよね。机の上に花なんてとても男どもには気が付かないし。これから暑い季節になるから、外から帰ってきた人に冷たい物を出したいとかね。
そういう事も必要なら予算化しないと。
最初から諦めないで。できるできないは別にして。専務に相談してごらん。
無論予算だから、全てを実現してあげる事は無理かもしれないけど、できる事ところからやっていこう。
事務所は、単なる箱ではなく。現場で働く人たちの生活の場なんだからね。
皆の面倒頼みますね。トップとの間に壁を作らないようにね。





       

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