なぜ、あなたは、引き籠もるのですか。あなたには、引き籠もる必要も、理由もない。あるとしたら、引き籠もらなくてはならない、原因だけだ。その原因が理解できれば、あなたは、引き籠もる必要がない。

 引き籠もるなんて、悔しいではないか。この世の一切合切の矛盾を一身に引き受けて。ただ、ごめんなさいと身を小さく、縮め。社会の一隅に、人様に迷惑にならないように、済みませんと閉じこもる。そこにすら居場所がなくなると申し訳ありませんと自殺するしかなくなる。悔しいではないか。なぜ、そんなに自分を虐げなければならないのか。

 解らなくて当たり前じゃあないか。誰も、生きる為に必要な事は、何一つ教えてくれなかったんだから。解らない自分を責めても仕方がない。責めるよりも、解っていない自分を認めることだ。社会へでるための準備ができていないんだよ。
 些細で、何でもない事が大切なんだ。挨拶ができない。当たり前だよ。挨拶の仕方が解らないんだから。教わっていないんだから。それを認めれば、それを学べばいい。それが勉強だよ。口のきき方が解らないって。解っている、奴にお目にかかりたいね。チビマルコかクレヨンシンちゃんか、だって口のきき方教えてくれたのテレビだろ。おかしいよ。でも、誰も、それが、おかしいって教えていないじゃないか。
 彼氏とどうやって知り合ったらいいか。女の子と、どんな風に口をきいたらいいかを知る前に。嫌らしいビデオ見たら、それが普通だと思うじゃあないか。あんな事できない。当たり前、当然。馬鹿、馬鹿しい。でも、だったら、女の子とどうやって口をきいたらいいの。解る分けないじゃない。解るんだったら、捕まるような馬鹿はしない。解っていないんだよ皆。君だけではない。君だけが、悩んだり、解らないわけではない。君と同じ世代の連中は、どうして良いか、解らない奴がいっぱいいるんだ。

 先ず、神を信じて欲しい。あなた方は、神によって生かされている。先ず、それを信じて欲しい。あなたがこの地に生まれ。あなたがここに生きているのは、神が、あなたをこの地に、送りこまれたから。だから、あなたは、一人ではない。常に、あなたの側には、あなたの神が居られる。あなたは、先ず、その神と向かい合うのです。誰からも、愛されていないなどと、思いこんではいけない。少なくとも、神はあなたを愛されておられるのだから。神の愛を受け入れるか、入れないかは、あなたしだい。神の愛を受け入れた時、あなたの扉は開かれる。だから、神を信じて欲しい。

 あなた方は、神の祝福を得て、この世に生を受けた。あなたがこの世に生まれたというのが、その証。それなのに、なぜ、あなたは、そんなところに引き困らなければならないの。その原因を考えてみよう。

 考えられる第一の原因は、あなたが外部の世界とうまくつきあえない事だ。その要因の一つは、技術の問題である。今一つは、精神的な問題である。今一つの原因は、引き籠もれる環境、引き籠もる環境である。つまり、環境の問題です。

 今の学校は、人との付き合い方を教えてくれない。教えてくれないどころか、閉ざされた、異常な世界で、偏った人間関係を作り上げている。その人間関係の中に入り込めなくても何の不思議もない。もし、そこで自信をなくし、引き籠もっているとしたら、自信を取り戻して欲しい。それは、あなたの性ではないのだから。ただ、あなたは、きっと純粋すぎたのでしょう。そして、より開かれた世界に心を開いて欲しい。きっとあなたを、受け入れてくれる世界はあるはずだ。少なくとも、外へでていこう。

 次に、もし仮に、人とつきあうために、どうしたら良いか解らないと思いこんでいる人がいたら、それは、君だけではないという事を知って欲しい。皆、解っていない。昔は、いろいろのところで、いろいろな人が、人との関わり合いの仕方、礼儀だとか、作法を教えてくれた。例えば、町内のお兄さんやお姉さん。隣の家の頑固親父。親戚のおじさんやおばさん。でも、今は、誰も教えてくれない。その分、皆、寂しいんだ。だから、周囲の人に心を開いて、素直に聞いて欲しい。皆、結構、君のことを気に掛けていてくれる。

 次に、引き籠もることができる環境、引き籠もれる環境があると言う事だ。でも、これってある意味で恵まれた環境だと言う事を忘れないで欲しい。いつまでも、許されるわけではないという事。そして、ある種の幻想の世界だと言う事。君が住むべき世界ではないという事に気がついて欲しい。そうしないと取り返しがつかないことになる。
 第一に、個室。第二に、テレビ。第三に、食事。第四に、身の回りのこと。例えば、床屋や衣服。今は、特に、親御さんが生きているうちは、あたかも、保障されているように錯覚していられるけれど、自分が一人取り残されたら、自分の手で獲得し、自分で守っていかなければならないものだと言うことを解って欲しい。

 そして、迷惑という言葉が引き籠もりを生み出している。迷惑を掛けず生きていける人はいない。迷惑を掛けるのは、仕方がない。当たり前なのだと思って欲しい。当たり前でないのは、人に迷惑を掛けているのに、感謝をしないことだ。

 とにかく、自分の神を持つ事です。そして、あなたの神を信じることです。全ては、そこから始まるのです。 

ひきこもり

Since 2001.1.6
本ページの著作権は全て制作者の小谷野敬一郎に属しますので、一切の無断転載を禁じます。
The Copyright of these webpages including all the tables, figures and pictures belongs the author, Keiichirou Koyano.Don't reproduce any copyright withiout permission of the author.Thanks.

Copyright(C) 2001 Keiichirou Koyano